今は真夏です。当然暑いんですが、最近、ぼちぼち「除雪システム」に関する相談が出てきています。
実は、当社では数年前に「除雪システムに関する実験」を行いました。GPSケータイ電話を使い、位置情報をパソコン上で把握して、効率性を高めるというものです。今になって考えると、かなり時代より先を行っていましたね。
その報告書を添付します。(6M近いのでダウンロードの際にご注意を)
「josetu0519.pdf」をダウンロード
相談されることで多いのは
・除雪車のリアルタイムの位置を知りたい
・除雪車がどんな状態なのか(除雪中、休憩など)をしり、勤怠管理したい
・除雪車の位置を住民に公開して、問い合わせ電話を減らしたい
・すべての除雪車が、今どこにいるかを一覧で見たい
・除雪車に対して、位置把握後に連絡を取りたい(一斉連絡したい)
この中でどの問題も、最終的には
「苦情を減らしたい」
つまり、
「住民に満足していただきたい」
というのがあります。除雪作業は、はっきり言って年々要望レベルが上がってきています。雪は少なくなってきているのに、除雪費は一向に減りません。これは、建設会社の問題より、住民の要求レベルの問題だと思います。
ですから、ITの活躍する余地は十分になると思います。
実際に除雪をやっている人の立場から言わせてもらえれば、本当に大変な作業なんです。深夜の2時ごろ起きて、天候を確認して作業に出ます。当然、酒を飲むことはできません。また、作業に出たあとも、雪が降り続けばそのまま作業です。確かに、お金をいただいているので仕事は仕事ですが、建設業としての使命感が無ければできるものではありません。昨年の大雪が降ったときは、作業している人の疲れもひどく、ぎりぎりの状態でした。
「いつ終わるかわからない仕事」
というのは、本当に体力もそうですし、精神的にも疲れるのです。
そして、苦情が、その精神的な疲れを増幅させるのです。
ある、除雪オペレーターは、この除雪車位置管理システムを使って、こう言っていました。
「朝早く、路上に車を止めている人がいる。(前夜の雪などで、家に入れなかったんでしょうね)そういう車に傷がつくと、全部『早朝の除雪作業のためだ』といわれてしまう。たまったものじゃない。まだそこには行っていないのに、やっただろうといわれ本当に頭にくる。このシステムで、位置履歴管理して、潔白を証明してほしい」
これは、実際の話です。
苦情が少なくなれば、自動的にコストも下がり
「行政担当者満足」「住民満足」ですし、税金を他にも使えますよね。
除雪に関しては、機械的なハードの問題より、ソフトの問題のほうが投資効果が大きいと思います。
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