マンホール蓋取替え工法エポ工法の施工代理店をしていました。 営業方法としては、ひたすら『悪い』マンホールの写真を撮影して、地図と画像を印刷し、 資料として発注先に提出していました。 デジカメの画像を見ても、マンホールの写真はどれも一緒。 また、地図は、現場で手書き。うまく判別できない、と言うことが多々ありました。 「写真撮影するだけで、その写真に緯度経度を埋め込む」 というアイディアを元に、岩手県新事業開発のコンテストに出場しました。 そして、最優秀賞の受賞。それから、位置コミの開発が始まりました。
広島のGPSの専門家、山梨の画像処理ソフトの開発者。 それぞれ会いに行き開発パートナーになっていただきました。
技術開発中心で、用途をどうするか、暗中模索が続きました。 県立大学の先生と知り合い、さまざまな助言をいただきました。 そして、運命を変えたのは北上地方振興局の道路維持業務を受注したことです。 道路維持業務は交通事故などによる緊急呼び出しは日常茶飯事、 休みもいつ取れるかわからないという、役所の担当者も、業者の担当者にとっても 大変厳しい業務になります。 そこで、開発中の技術を使って、これを解決できないか、ということを考えました。
県立大学の先生とディスカッションを重ね、画像付掲示板というアイディアが出てきました。 緊急出動の場所がわからない 役所と業者の情報共有をうまく行いたい(1:1だと担当者に業務が集中するので、複数:複数で情報が共有できるシステム。休みが取れるシステム。) 現場からでも、情報入力、情報の確認ができるシステム 簡単に報告書が作成できるシステム GPSデジカメを利用して、上記を解決できるシステムの構築に取り掛かりました。 プログラムは県立大学の学生さん組んでいただきました。 その位置でコミュニケーションをとる、ということで名づけた「位置コミ」。
早速自社業務でフィールド実験。地元のテレビ局の取材を受けて、ニュースに取り上げられたことも。
また、岩手県内のほとんどの振興局で、道路維持管理に採用していただけるようになりました。
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